噛み合わせ相談歯の噛み合わせと矯正治療について
矯正と噛み合わせ
歯並びが悪い場合は矯正治療が必要になります。
又、悪い歯並びが影響して良く噛めない・など噛み合わせの不具合もあります。
きちんと噛めない・噛み合わせが悪いという事は日々生活する中で相当なストレスになります。
矯正治療は審美的要素はもちろん、きちんと噛める歯にすることです。
矯正治療は現在では様々な治療方があります。
矯正治療の種類
- ワイヤー矯正
歯にブラケットという装置を付けワイヤーでひっぱる矯正法 - インプラント矯正
インプラントを埋め込み確実で素早い矯正治療が可能。 - マウスピース矯正
透明なマウスピースを装着し治療する。
※矯正歯科について詳細は矯正歯科 – 矯正が必要な歯並びとインプラント・歯列矯正の種類へ
噛み合わせと歯並びが悪いと起きる症状
歯並び・噛み合わせが悪いと様々な症状が起きます。
- 良く噛めない
- 歯並びが悪いことでコンプレックスになり自身がもてない
- 歯周病・虫歯の原因になる。
- 咀嚼力が低下して消化器への影響がでる
- うまく発音できない
などがあります。
この他にも科学的根拠はないのですが、
体の歪みやめまい、耳鳴りなど全身疾患などの症状との関連があると言われています。
顎関節症と噛み合わせ
噛み合わせとの関連性の強い病気で顎関節症(がくかんせつしょう)という病気があります。
最近口が開けずらい、顎から音がすると言った症状は顎関節症の疑いがあります。
20代から30代の女性が発症する事が多い病気で知られています。
顎関節症の原因は様々な原因があります。一概に噛み合わせが悪いから発症するとは言い切れないようです。
原因と思われること
- 頬杖など生活習慣
- ストレス
- 噛み合わせが悪い
- ムチ打ち等の外傷
原因は一つとは限らず、普段の生活習慣やストレスなど様々な要因が考えられます。
治療法としては歯にプラスチック上の板(スプリント)をかぶせる保存治療という方法が最も一般的のようで、外科的な処置をする場合もあるようです。
噛み合わせの治療方法
様々な治療法がありますが、噛み合わせの原因により処置の仕方は変わってくるようです。
噛み合わせが悪くなる原因としては歯の高さが左右で違ったり、歯の大きさ自体が左右で多く違う場合があります。
もちろん左右の高さが違うのでしっかり噛みあう事はありません。
この様な場合は歯を削って左右の高さを合わせたり歯の大きさを調整するなどの治療方法があります。
また歯並びが悪く噛めない場合には矯正治療で改善できるようですが、
開咬(奥歯では噛めるが前歯では噛めない)などの歯並びは外科的治療になる場合もあるようです。
実際の治療に関しては歯科医師とよく相談してください。
噛み合わせと他の疾患との関係
噛み合わせを改善すると肩こり・頭痛が解消されます。と謳っている医院も多いようですが、
科学的な根拠はないようです。
肩こり・頭痛解消のために噛み合わせ治療をはじめ、改善されなかったなどの例もあります。
ただ、肩こりや頭痛が解消されたという方も多いようで全く関係がないとは言えないようです。
噛み合わせにはメンタル的な面や、体の様々な事が影響している場合があるので信頼できる医師と相談したうえで治療の方向性を見極めた方が良いでしょう。