インプラント(デンタルインプラント)とは、歯を失った際、その箇所に人工の歯根を埋め込み、新しい歯を作り出す治療法を言います。
欠損箇所の顎の骨に穴を開け、歯根(インプラント)を埋め込み、単独の歯を作るのです。歯を失った時の治療法に、ブリッジや入れ歯がありますが、これらのデメリットを解消できる治療法として、インプラントが多くの歯科医院で導入されています。
インプラントはチタン金属で出来ていて天然の歯同様に歯槽骨に埋め込まれます。
人工の歯の部分です。種類も多数ありそれぞれに特徴があり、メリット・デメリットもあります。費用や審美性を考え装着すると良いでしょう。
歯周病・事故・虫歯などで歯を全て失ってしまったという方でも諦めることはありません。歯が一本もない状態でも治療は可能です。オールオン4は通常のインプラント治療とは違い、方顎を4~6本のインプラントで支えることが出来る為、費用的にも肉体的にも負担が少ない治療方法です。
※オールオン4の詳細についてはオールオン4(オールオンフォー)とはを参考にしてください。
インプラントが自分の歯と変わらない安定した噛み心地を得られる理由は、人工歯根の素材「チタン」にあります。チタンは骨と結合する性質を持っているのです。このチタンの性質は1952年、スウェーデンのブローネマルク博士によって発見されました。インプラントを治療する歯科医師 彼は、骨とチタンが結合することを「オッセオインテグレーション」と名付け、歯科治療に応用しています。臨床実験にも成功し、第1号のインプラントは、施術を受けた男性が死ぬまでの40年間、トラブルなく機能していたとされています。
60年もの時が経ち、インプラントは噛み心地だけでなく、審美性も追求され、天然の歯と変わらない仕上がりになるほどの進化を遂げていますが、インプラント素材としてチタンが最も優れているというのは、現在も変わりありません。
自分の歯と変わらない噛み心地が得られます。また、噛む力も強く、天然の歯の80%くらいとされています。(総入れ歯の噛む力は、天然歯の20%程度)
独立した歯を作ることができるので、ブリッジ治療の様に他の歯に負担をかけることはありません。
インプラントは、咀嚼による刺激が顎の骨に伝わるため、顎の骨が痩せるのを防ぐことができます。
適切なメンテナンスを行うことにより、長く使う事ができます。当院では10年の保証があります。(定期的なメンテナンスを行っていただける患者様対象)
インプラントは、顎の骨に固定しますので外れにくく、食事や会話に影響しません。
よく噛むことは、脳の刺激となり、認知症の予防にも役立つとされています。
インプラントは、シワやたるみを予防し、見た目のアンチエイジングにも役立つと言えます。 インプラントは歯槽骨に刺激を与え、顎の骨が痩せるのを予防します。顎の骨が痩せると、皮膚はそのままなので、シワ・たるみの原因となってしまうのです。また、インプラントならばよく噛めて、脳にも刺激が伝わりますので、認知症の予防や脳のアンチエイジングに役立つとされています。インプラントは、食べたい物を食べ、煩わしさを感じることなく会話を楽しみ、見た目にも若々しくなれる将来のQOL(生活の質)向上に役立つ治療法とも言えるでしょう。