健康寿命と訪問診療やインプラントとの関係
訪問診療で来院時とほぼ同じ治療を提供
イオン海老名店2階のライオン歯科では、体が不自由な人や通院が難しい人への医療サービスとして、訪問診療を始めました。
最近、通院できない環境で口腔ケアがおろそかになってしまっているケースを多く耳にするようになりました。そのような立場にある人にも、通院したのと同じレベルの医療サービスを提供しようと考えました。そして、虫歯治療はもちろん、入れ歯の不具合調整、歯石取り、口腔ケア、インプラント等の検診など来院治療と変わらぬサービスが自宅に居ながらにして受けられるようになりました。
合わない入れ歯は老化の進行を早めます。また噛む動作は脳に刺激を与え、言語発育機能の回復を促します。さらに口腔内常在菌が平均値を超えると誤嚥性肺炎のリスクが高まることから、口腔ケアによる感染症の予防が肺炎などの併発を回避につながります。そういった観点からも訪問歯科医療は重要なのです。
- 交通費等の負担なし
- 医療保険と介護保険事後負担が同時に発生する場合があります
訪問診療につきましては、ライオン歯科(046-233-0668)までお問い合わせください。
インプラント治療で知っておくべき基礎知識
オッセオインテグレーションとは
インプラントの素材として使われているチタンと、インプラントを埋入する骨が結合することを「オッセオインテグレーション」といいます。
インプラント埋入後すぐにチタンの表面では血中のタンパク質を吸着し、血漿を活性化させて細胞の生成が始まります。ざらざらとしたタイユナイト加工によって、歯骨との結合までにかかる時間をかなり短縮できたのです。また、軽く不可をかけることがさらに安定を早めるという一面も持っているので、条件を満たしていれば即時負荷(すぐに噛むこと)をも可能にしました。
オールオン4とは
「オールオン4」は、たった4本のインプラントを埋め込むだけで、12本の義歯を支える治療法です。
オッセオインテグレーションの発見からほぼ半世紀後、手術後に仮歯が即セットできるというクイック・イ
ンプラントシステムが開発されました。振り返ると80 年代には機能を重視するあまり、審美的な配慮はされていませんでした。噛めるようになっただけで満足していたからです。
総入れ歯でも可能なインプラント治療
何らかのトラブルで歯を損傷してしまった場合、これまでは「入れ歯」や「ブリッジ」で補ってきました。しかし、ここ数年でその流れは大きく変わりました。それが「インプラント」の登場です。
本来の歯と同じように顎の骨の上に芯を立て、その上に歯を立てていくのがインプラント治療です。欠損歯の周辺の歯を傷つけたり、余分な負担をかけずに済むことから、「入れ歯」や「ブリッジ」に変わる選択肢として、急速に「市民権」を得たのです。
海老名市勝瀬にある「ライオンインプラントセンター」では、手術室を備え、歯科用CTも導入しています。さらに、麻酔科医が常勤。また、鈴木仙一理事長はこれまでに様々な症例の患者様にインプラント手術を行っております。
治療当夜に食事が可能に
インプラント治療の中でも当医院で推奨するのが、「オールオン4」と呼ばれる技術です(自由診療/約218万円)。
4本のインプラントで12本の義歯を支える技法で、残歯が数本しかない場合や総入れ歯の場合でも治療が可能。術後の3時間で仮歯が入り、帰宅したその日のうちに食事もできるのが最大のメリットだといえます。
夢は海外へ技術や情報を発信することです
私たちが自信を持って皆さんにインプラント治療をご紹介できるのは、そのバックボーンに、海外研修で培った技術があることです。今現在、何がスタンダードなのか、何がもっとも患者さんのプラスになるのかということを、常にアンテナを立ててキャッチしようとしています。
そもそも、元日本顎咬合学会会長である保母須弥也先生が主催する国際デンタルアカデミー(IDA)で、第46期生(1995~1996)だった私たちは、それぞれがインプラントを勉強するためにアメリカを中心に海外で研鑽を積んでいました。当時、私たち4人が発端となったスタディグループは、周囲から「サムライ」と呼ばれていたほどなのです。